第19回:AIでSNSのアイコンを作ろう!世界に一つだけのオリジナル画像

世界に一つだけのオリジナル画像をやっとの思いで作り上げて満足顔の芸術系大学生

SNSで自分の個性を表現するアイコンは、オンライン上の「顔」とも言える大切な存在です。でも、「自分で描くのは苦手だし、人に頼むのもちょっと…」と感じている方もいるかもしれませんね。

そんなあなたに朗報です!生成AIを使えば、誰でも簡単に、世界に一つだけのオリジナルのSNSアイコンを作成できるんです。まるで、あなたの分身となるキャラクターを、AIが魔法のように生み出してくれるような感覚です。

このページでは、画像生成AIを使って、あなただけのオリジナルのSNSアイコンを作る方法を、超初心者さんにも分かりやすく解説していきます。さらに、気になるAI画像の著作権についても、しっかり解説しますので、安心してアイコン作成に挑戦してみてください!

1. なぜSNSアイコンにAI画像がおすすめなの?

SNSアイコンに画像生成AIを使うことには、たくさんのメリットがあります。

1-1. 個性的でユニークなアイコンを簡単作成

自分のイメージや好みを言葉で伝えるだけで、世界に一つだけのオリジナルのアイコンをAIが生成してくれます。他の誰とも被らない、あなただけの個性を表現するアイコンが手軽に作成できます。

1-2. 絵心やデザインスキルは不要

手描きが苦手な方や、デザインの知識がない方でも大丈夫!AIがあなたの言葉を理解し、素敵なアイコンを作り出してくれます。

1-3. 様々なスタイルを試せる

アニメ風、イラスト風、抽象的、リアル調など、プロンプトを変えるだけで、様々なスタイルのアイコンを試すことができます。気分やSNSのテーマに合わせて、アイコンを気軽に変更できるのも魅力です。

1-4. 無料または低コストで作成可能

多くの画像生成AIサービスには無料プランやトライアル期間があり、Canvaのように無料版でも利用できるツールもあります。プロのデザイナーに依頼するよりも、はるかに低コストでオリジナルのアイコンを作成できます。

2. ChatGPTなどの生成AIでSNSアイコンを作る方法(基本的な流れ)

ここでは、ChatGPTのようなテキストベースの生成AIを使って、アイコンのアイデアを考え、それを他の画像生成AIツールで実際に画像にする基本的な流れをご紹介します。

ステップ1:アイコンのイメージを言葉にする(プロンプト作成)

まず、どんなアイコンにしたいかのイメージを具体的に言葉にしてみましょう。

  • 自分の特徴や好きなものを入れる: 髪型、目の色、好きな色、動物、食べ物など
  • 表現したい雰囲気: かわいい、かっこいい、シンプル、ユニーク、スタイリッシュなど
  • アイコンのスタイル: アニメ風、イラスト風、抽象的など
  • プロンプト例1(自分をイメージ): 茶色のショートヘアで、青いパーカーを着た、笑顔の女性のアイコン。背景は淡い水色。アニメ風。
  • プロンプト例2(好きな動物): 丸いフォルムで、大きな耳が特徴の、オレンジ色のリスのアイコン。背景はシンプルな白。可愛らしいイラスト。
  • プロンプト例3(抽象的なイメージ): 青と緑のグラデーションで表現された、未来的なイメージのアイコン。シンプルでスタイリッシュ。

ステップ2:画像生成AIツールを選ぶ

作成したプロンプトを使って画像を生成してくれる画像生成AIツールを選びます。

  • 無料または低価格で試せるツール: Canva、Bing Image Creator、Leonardo.Aiなど
  • より高画質・高機能なツール: Midjourney、Stable Diffusionなど(有料の場合や、ある程度の知識が必要な場合があります)

ステップ3:プロンプトを入力して画像を生成

選んだ画像生成AIツールの入力欄に、ステップ1で考えたプロンプトを入力し、画像を生成します。ツールの種類によって、生成されるまでに数秒から数分かかる場合があります。

ステップ4:生成された画像を選ぶ・調整する

AIが生成した複数の候補の中から、自分のイメージに近いアイコンを選びます。多くのツールでは、プロンプトを少し変えて再生成したり、生成された画像を微調整したりする機能が備わっています。

ステップ5:SNSに設定する

気に入ったアイコン画像をダウンロードし、各SNSのプロフィール設定画面からアップロードして、アイコンとして設定します。

3. CanvaでSNSアイコンを簡単に作成する方法

CanvaがSNSアイコンを簡単に作成してドヤ顔、まわりで驚き称える人々

前回の記事でもご紹介したCanvaは、画像生成AI機能が搭載されており、SNSアイコンの作成にも非常に便利です。

ステップ1〜2:Canvaにログインし、アイコン作成用のデザインを作成

  • Canvaにログインし、「デザインを作成」ボタンから「ロゴ」や「SNSのプロフィール写真」といったアイコンに最適なサイズのテンプレートを選択するか、「カスタムサイズ」で正方形のサイズ(例:500px × 500px)を作成します。

ステップ3:「Magic Studio」または「アプリ」から画像生成AI機能を利用

  • 左側のツールバーから「Magic Studio」または「アプリ」を選択し、「Text to Image」などの画像生成機能を選択します。

ステップ4:プロンプトを入力し、スタイルを選択して画像を生成

  • 描きたいアイコンのイメージをプロンプト入力欄に入力し、好みのスタイルを選択して「画像を生成」ボタンをクリックします。

ステップ5:生成された画像を編集・調整

  • 生成された画像がデザインに追加されるので、必要に応じてサイズを調整したり、背景色を変更したり、文字を追加したりといった編集を加えます。
  • Canvaの豊富な素材やテンプレートと組み合わせることで、さらにオリジナリティを高めることも可能です。

ステップ6:ダウンロードしてSNSに設定

  • 編集が完了したら、右上の「共有」ボタンから「ダウンロード」を選択し、PNGなどの形式で画像を保存します。
  • 保存した画像を各SNSのプロフィール設定画面からアップロードして、アイコンとして設定完了です。

4. 覚えておきたい!AI画像と著作権について

生成AIで作成したSNSアイコンを利用する上で、気になるのが著作権の問題です。

4-1. 生成AIツールの利用規約を確認する

まず、利用する画像生成AIツールの利用規約を必ず確認しましょう (1)。多くのツールでは、生成された画像の利用範囲(商用利用の可否、著作権の帰属など)について規定されています。

Canvaの場合、無料プランで生成した画像は、一般的にCanvaのサービス内での利用や、Canvaで作成したデザインの一部としてのSNSでの利用は許可されていることが多いですが、画像単体での販売や、規約で禁止されている利用方法は避けるようにしましょう (2)。

4-2. 生成された画像は「アイデアの表現」

現在の著作権法の考え方では、AIが生成した画像そのものには著作権は発生しないとされることが多いです。著作権は、人間の創造的な活動によって生まれた「著作物」に与えられる権利だからです (3)。

ただし、生成された画像をさらに人間が手を加えて編集したり、他の素材と組み合わせたりして、新たな創作性を加えた場合は、その部分に著作権が発生する可能性があります。

4-3. 他の著作物に酷似した画像の利用は避ける

画像生成AIは、既存の画像を学習データとしているため、生成された画像が既存のキャラクターやイラストに偶然酷似してしまう可能性もゼロではありません。意図せず著作権を侵害してしまうリスクを避けるため、あまりにも既存の作品に似ていると感じる場合は、その利用を控えるようにしましょう。

5. 世界に一つだけのアイコンで、SNSをもっと楽しもう!

生成AIを使えば、絵心がない人でも、時間がない人でも、誰でも簡単にオリジナルのSNSアイコンを作成できます。自分だけのユニークなアイコンは、あなたの個性を表現し、SNSでの活動をさらに楽しくしてくれるはずです。

著作権に関する注意点を守りながら、生成AIを活用して、あなただけの特別なSNSアイコンをデザインしてみてくださいね!

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