NoLang APIとは？生成AIで変わる動画制作の新時代【Mavericks提供開始】

日本初の動画生成AIサービス「NoLang」を提供する株式会社Mavericksが、この度、外部サービスや自社システムに動画生成機能を組み込める「NoLang API」の一般提供を開始しました。これにより、企業はこれまで高額な費用や時間が必要だった動画制作を、より手軽に、そして効率的に行えるようになります。

動画活用が企業の成長を加速させる時代

現代のビジネスにおいて、顧客の皆様に良い体験を提供すること（CX向上）や、社内の業務を効率化すること（DX推進）は、とても大切なテーマです。その中で、動画は顧客の関心を高めたり、他社との差別化を図ったりするための重要な手段として注目されています。

実際に、動画が埋め込まれたウェブサイトは、訪問者の滞在時間が平均で88%も長くなるという調査結果があります（出典：Top Website Statistics For 2025）。また、ライブコマース（ライブ配信形式のオンライン販売）では、通常のECサイトの最大10倍にあたる、最大30%もの高いコンバージョン率（購入や申し込みにつながる割合）が報告されています（出典：McKinsey Digital「It’s showtime! How live commerce is transforming the shopping experience」）。

このように、動画やライブ配信を活用してサービスの価値を高める動きは、業種を問わずますます加速していくと考えられます。

従来の動画制作の課題とNoLang APIの登場

動画の需要が高まる一方で、従来の動画制作には大きな課題がありました。一つは、外部に依頼する際の高額なコストと長い制作期間です。もう一つは、動画生成AIの機能を自社システムに組み込もうとしても、ゼロから開発するには専門的な技術や多くの手間がかかるという点です。

株式会社Mavericksは、これらの課題を解決するために「NoLang API」を開発しました。「NoLang API」は、「NoLang」が持つ動画の自動生成機能を、最小限の開発工数で既存のウェブサービスや企業システムに簡単に連携させることができます。

これにより、例えばブログ記事に合わせた動画、商品のPR動画、顧客ごとの営業・カスタマーサクセス動画、社内研修用の動画など、様々な種類の動画を自動で作成できるようになります。動画設定を一度保存すれば、日々の業務で繰り返し動画を作成する際のコストを大幅に削減でき、従来の外部委託費と比べて10分の1程度に抑えることも期待できます。

作成された動画は、企業の貴重な「ストック資産（デジタル・アセット）」として蓄積され、特に研修動画などは、個人の知識やノウハウを組織全体で共有し、企業の持続的な成長を支える「知的資産」となります。

「NoLang API」の主な特徴

入力形式の多様化／動画化対象の拡大

• テキスト入力だけでなく、資料（PDF／PowerPoint）、音声ファイル（wav／mp3）、既存動画素材などをアップロードし、動画コンテンツとして自動生成できるようになりました。
• 例えば、 PowerPointで作ったスライド資料 → 自動で音声＋アバター＋字幕付き動画という流れが可能です。

API連携によるワークフロー組み込み

• NoLangが単なる「Webサービス」から、「自社システム・SaaS・Webサービスに動画生成機能を組み込むための API」として提供されています。
• つまり、既存のコンテンツ管理システム、e-ラーニング、EC、広報ポータルなどに「ワンクリック／自動で動画化」機能を付加できるということ。

コスト＆工数削減の訴求

• 従来、動画制作は「企画 → 撮影 → 編集 →納品」という流れで、外注コストや時間がかかりました。Mavericksによれば、このAPIを使うことで「外注に比べて10分の1程度のコストに抑えられる」可能性があるとしています。

多言語・アバター・キャラクター導入も視野

• 特にインバウンド（訪日外国人）対応や多言語広報用途を視野に、英語ナレーション・英語字幕・キャラクター（アバター）搭載動画を生成できる機能が発表されています。
• アバター（Live2D／3D）100体以上追加、音声合成モデルも強化されており、動画中に「キャラクターが発話・表情を変える」演出が可能になっているとのことです。

B2B法人利用／社内資産化という視点

• API提供にあたって、「社内研修動画」「ナレッジ共有」など、いわば “社内資産化” に向いた活用も明示されています。
• 例えば、毎回手作りしていた研修動画を、API連携で自社のポータルから自動生成 → 蓄積・再利用という流れが想定されています。

「NoLang API」の詳細については、以下のドキュメントでご覧いただけます。
https://docs.no-lang.com/api

「NoLang API」が変える、各業界の動画活用

「NoLang API」は、テキスト、資料（PDFなど）、音声（wav/mp3）、動画（mp4）といった多様な形式の入力に対応しており、業界や目的に応じた最適な動画を自動生成できます。具体的な活用例をいくつかご紹介します。

製造・重工業での活用

自社の「社内技術ポータル」や「マニュアル管理システム」にAPIを連携させることで、機材の操作マニュアル（PDF）をアップロードするだけで、多言語対応の研修動画をシステム内で自動生成できます。これにより、若手従業員への技術継承がスムーズになり、教育コストの削減や特定の個人に知識が集中することを防ぐ助けとなります。

金融・IR・コーポレートでの活用

「IRサイト」や「投資家向けサイト」にAPIを連携させれば、決算説明資料やIR情報をアップロードするだけで、APIが即座に動画化し、サイト上で公開できます。これにより、国内外の投資家に向けて迅速な情報開示（日本語・英語など）が可能になります。また、会社経営陣の3Dアバターを登場させたPR動画の作成も可能で、株主総会に向けたサポートも行えます。

旅行・観光・飲食での活用

「予約サイト」や「プロモーション管理システム」にAPIを連携させることで、日替わりのプロモーション情報や観光案内（PDF）などを、多言語（例えば英語）の動画素材として自動生成できます。これにより、海外からの観光客（インバウンド）集客において優位性を確立できます。体験ツアーのタイムライン（テキスト）を入力するだけで、ツアーの魅力を伝えるPR動画をその場で生成し、予約ページにすぐに掲載することも可能です。

今後の展望

株式会社Mavericksは、これからも「NoLang API」の機能拡充を継続的に行っていく予定です。具体的には、対応するアバターの種類や音声合成モデルの追加などを計画しています。

動画生成AI「NoLang」を通じて、動画作成が社会インフラの一部として広く普及し、あらゆる企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）とコミュニケーションの革新に貢献することを目指しています。

資料請求・お問い合わせ先

NoLang for Business 公式サイト:
https://corp.no-lang.com

サービス内容や導入に関するご質問など、どうぞお気軽にお問い合わせください。

NoLang APIに関するよくある質問（FAQ）

---

---

---

---

株式会社 Mavericks 会社概要

• 会 社 名 ：株式会社 Mavericks
• 本社所在地：〒113-0033 東京都文京区本郷三丁目 43-16 コア本郷ビル 1 階 A 室
• 代 表 者 ：Founder CEO 奥野 将太
• 設 立 ：2023年9月12日
• 事 業 内 容：様々な業種・ 業態で展開可能なシステム・プロダクトの開発、リアルタイム動画生成AI「NoLang」や超解像化技術「カクダイ」などの提供、購読者日本最多の最新のAI情報を届けるメルマガ「AI Newsletter」の提供
• Ｕ Ｒ Ｌ : https://www.mvrks.co.jp/
• お問い合わせ先：nolang-corporate@mvrks.co.jp

関連記事

• 動画生成AI「NoLang」がIR動画作成を完全自動化！PDFから多言語対応のIR動画を生成する新機能が登場
• NoLang辞書機能で動画ナレーションの誤読をゼロに！企業動画制作を劇的に効率化
• NoLangテンプレート進化！資料から瞬時に動画化する最新機能とは
• 動画生成AI「NoLang」が新機能搭載！眠っていた音声データを高品質な動画コンテンツへ自動変換