
「英会話、やりたいけど相手がいない」
「アプリは続かない」
「いきなり外国人と話すのは怖い」
このあたりの悩みの解決に相性がいいのがChatGPT!
ChatGPTは、英会話学習でいうと
①会話相手
②添削コーチ
③復習用の教材メーカー
を1つにまとめたような存在になれます。
一方で、AIなので万能ではありません。音声会話は自然で便利ですが、内容に誤りが混ざることもあるため、重要な情報は確認が必要です。
この前提を押さえたうえで使うと、学習効率がかなり上がります。
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バイテック無料カウンセリングを見るChatGPT英会話で「できること/苦手なこと」
できること(伸びやすい)
- 会話練習(ロールプレイ):店員役・面接官役・雑談相手など、気まずさゼロ
- 言い換え・自然な表現の提案:「中学英語→自然な英語→丁寧」みたいに段階で出せる
- 添削(文法・語彙・ニュアンス):直すだけでなく理由や別案も作れる
- 復習の自動化:今日のミスからクイズを作る、翌日にテストする
苦手なこと(誤解しやすい)
- 発音の厳密評価:音声で練習はできても、採点機器のような精密判定は得意ではないことがある
- 「本物の緊張感」:本番のプレッシャーは別途、実人間の会話で補うと安定
- 誤りの混入:ときどき不自然表現や事実誤認もあるので、重要なものは確認前提
準備:英会話用にChatGPTを「学習モード」にする(ここが一番大事)
英会話が続かない原因の多くは、英語力というより 「指示が曖昧」 なことです。
最初に、ChatGPTへ“英会話コーチとしての前提”を渡しましょう。
学習モードへの設定手順
ChatGPTを学習モードに切り替えるには以下の手順で行います。
- チャット画面で入力欄付近の 「ツール(Tools)」 を開く(左下の+)
- 「あらゆる学びをサポート」 を選択

そのまま質問を入力(これで学習モードでの対話になります)
専用URLから開くこともできます。
ブラウザで chatgpt.com/studymode にアクセスして開始できます。
1)最初に伝えるべき4点(テンプレ)
- あなたのレベル:初心者/中級(目安でOK)
- 目的:日常/旅行/仕事
- 今日は何を練習するか:雑談/言い換え/添削/瞬間英作文など
- 訂正スタイル:やさしく・指摘は最大3つ、など
これだけで、出力の質が安定します。
英会話コーチ化プロンプト(最初にこれ)
あなたは英会話コーチです。私は【初心者/中級】です。
目的は【日常/旅行/仕事】。話題は【例:週末・仕事・趣味】。
ルール:
- 私の英語が間違っていても会話は止めずに進める
- 訂正は最大3つ(優先度が高い順)
- 返答は「良い点→改善点→自然な言い換え→フォロー質問1つ」
では、短い質問を1つください。
音声で練習したい人へ:Voice(音声会話)の使いどころ
英会話は「話す」筋肉なので、できれば音声が強いです。ChatGPTの音声会話は、アプリやWebで使えます。
- モバイル:画面右下の音声アイコンから開始(マイク許可が必要)
- Web:入力欄の右側にある音声アイコンから開始(ブラウザのマイク許可が必要)
- 会話後、文字起こし(transcription)が履歴に残るので、復習がやりやすいです
おすすめはこの流れです:
音声で会話 → 文字の履歴で「ミス3つ」抽出 → 言い換えで再挑戦
迷わない練習法:ChatGPT英会話は「型」で回すと続きます
英会話が伸びる人は、だいたい同じ流れを繰り返しています。ChatGPTでも同じです。
最短で効く「基本フォーム」(毎回これでOK)
- 短い英語で話す(10〜20秒)
- ChatGPTに 自然な言い換え を出してもらう
- 同じ内容をもう一度、自分で言う(再回答)
- 最後に ミスを3つだけ メモして終わる
「完璧な英語を作る」より、「言える形に整えて反復する」ほうが伸びます。
会話が続く(沈黙防止)プロンプト
英会話の雑談練習をしたいです。私は【初心者/中級】です。
あなたは毎ターン必ず:
(1)短い返答(1〜2文)
(2)フォロー質問を2つ
(3)話題を広げる一言(例:By the way...)
をセットで返してください。話題は【例:食べ物】から始めてください。
目的別:おすすめ練習メニュー(今日から使える)
1)日常英会話:雑談が続く“質問返し”練習
ポイントは、ChatGPTに「毎回フォロー質問を返して」と固定すること。沈黙が減ります。
2)旅行英会話:トラブル対応(聞き返し・言い直し)
旅行で困るのは「聞き取れない」「言い直せない」。ここを練習すると実戦力が上がります。
3)仕事英会話:メール→口頭説明→要約の三段変換
ビジネスは、同じ内容でも“媒体”が変わります。
文章で書けても、口頭で言えない人が多いので、変換練習が効きます。
4)添削:直すだけで終わらせない
添削の鉄板は 「良い点→改善点→別案→自分で言い直し」。
ここまでやると、知識が“使える”に変わります。
添削テンプレ(直す→理由→再挑戦)プロンプト
次の英文を添削してください。私は【初心者/中級】です。
ルール:
- 良い点1つ
- 改善は最大3つ(理由つき)
- より自然な言い方を2案
- 最後に「同じ意味の日本語」を1文出して、私に言い直させてください
英文:
【ここに英文】
5)瞬間英作文:日本語→英語→別解→自然度チェック
瞬間英作文は「正解を当てるゲーム」ではなく、「言い方を増やす訓練」です。
※コピペ可能なサンプルププロンプトは下の記事で詳細に説明しています。
Study mode(学習モード)を使うと「教えすぎ」を防げます
「答えを見た気がするのに、話せない」問題。これ、ChatGPT英会話でも起きます。
そこで便利なのが Study mode(Study and learn)です。
Study modeは、ChatGPTが対話的に質問しながら理解を深める学習体験で、ツールから有効化できます。
英会話にも応用できて、たとえば「この表現を使う場面を答えて」「別の言い方は?」など、確認しながら進められます。
まとめ
ChatGPTは、英会話の「会話相手」「添削コーチ」「復習教材づくり」を1つで担える便利な相棒です。ポイントは、いきなり長文を作ろうとせず、短い会話→言い換え→言い直しの反復で“話す感覚”を育てること。添削も欲張らず、直すのは最大3つでOKです。音声で話して履歴を見返せば復習もラクになります。まずは本記事の「コーチ化プロンプト」をコピペして、1分会話から始めてみてください。
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